7月末はドイツでは学年末。
学年末といえば学校の成績表が出る時期だ。

人生は学校の成績だけがすべてではない、と分かっていても
気になるのは親心というものなのだろうか。

ドイツの学校システムは成績によって小学5年生からの
進む学校が決まり、大学まで行けるかどうかそこで大概決まってしまう。

だから小学4年の担任の先生はドイツのとても重要なカギを
握っているのではないかと思うほどだ。


ラジオを聞いていたら、小学生が行方不明になっていて、
数時間後に北のハンブルクから10時間ほども電車に乗って
スイスのバーゼルで保護されたというニュースが流れた。

ラジオの全国ニュ―スになるほどのすごいことなのかとびっくりだった。
しかし理由がすごかった。

『成績に”3”があったから家に帰りたくなかった。』
(とニュースで言っていた!)


小学4年にして、”3”を取ったら将来がないと自分で思ったのか、
親に言われていたのか、いづれにしても、ドイツの学校システム
の短所が出てしまった事件であると思われる。

その子には同情するばかりだが、個人的に、
”3”以外は5と6ばかりだったのか、それとも1と2ばかりだったのか
ちょっとだけ気になった。
ニュースでは言ってなかったので。

”3”の成績、電車の方向も将来の方向も、その行方は闇すぎる。