フー、フー


このところ夜になると
どこかの木の間から、“フー、フー、”という声がする。

トーンが低くてちょっと不気味。何だと思います?

チッ、チッ、チッ、チッ、

クイズ タ〜イムショック 


田宮二郎だったよね。(古すぎ)


…ふくろうが正解。

見たことないけどそうなんです。
(近所のものしりおじさんが言っていたので間違いない。)

春爛漫の、今日このごろ。


安上がりな春 ベアラオホ


もう2ヶ月もご無沙汰して、“あの人は今。”って感じですね。

前回から季節は変わって、今、ドイツは春爛漫。

花々が、これでもかと言わんばかりにヴィヴィッドな色を付けて咲き誇り、
鳥たちも楽譜にできそうなメロディーをつけてさえずっている。

先週、陽気に誘われて、「黒い森」の中を歩いた。
去年は森に行ってなかったから、2年ぶりだ。

森に入ると、花の視覚、鳥の聴覚と共に刺激を受けるのは、嗅覚だ。
なんのにおいかっていうと、にんにく。

なんだそりゃ?

ベアラオホって言うんだけど、辞書で見ると、゛広葉にんにく゛となっている。
それが、見渡す限り辺り一面に広がっている。

どんなに採ってもタダ!っていうことで、貧乏根性マル出しで、
買い物袋5つぐらにベアラオホを採りまくった。

とてもじゃないがいっぺんには食べきれないので冷凍庫に入れようと、
ギューギュー押し込んだら、中のふたがこわれてしまった。

あはは。

安上がりだけど、なんだかな。


不発弾処理

このあいだ車の中でラジオを聴いていたら、
ドイツのある工事現場から、
第2次世界大戦時に埋め込まれたと思われる
イギリス製の不発弾が見つかったと言っていた。

なんでもその不発弾、150kgもあるんだとか。

へえそうなんだとニュースのひとつとして
聞き流していたんだが、そのうち渋滞に巻き込まれた。

警察官もたくさん出ていて、警戒モードがハンパではなくなってきた。

なんだなんだと思って警察官のおにーちゃんに聞いたら、
爆弾が埋め込まれているからそれの処理をしている、ですと。

なに?
今ラジオで爆弾がどうのって言ってたけど、それってこのこと?

「そうですね。」

ワ〜オ!!

テレビ局はいるかなー???

とたんにワイドショー。



……。



そうでした。
ここはドイツでした。

ミーハーなテレビ局なんているわけないデス。

付近にお住まいと思われる、大勢の人たちが
もくもくと避難していた。

600人ほどの人たちが避難したそうだ。

ワイドショーなんてすぐに浮かんでしまうところ、
日本人丸出しだ。

お恥ずかしい。


鉄錠


この間、血液検査をした。
年に一度の定期的なもの。

そうしたら、お医者さん、
「鉄分が不足しているようですね。」
とのこと。

「お望みなら、鉄錠の薬出しておきますよ。
鉄分が不足すると、疲れやすくなったり、気力が減退しますから。」
とのお言葉だったが、つるちゃんはそのとき、
心の中で強く拒否していた。

つるちゃん、いつも何でもやる気はマンマンで
疲れたと思うことってないし、
これ以上やる気が出たら、みんなに迷惑がかかるだけ。

でも考え直し、処方箋は書いてもらった。
鉄錠を呑む気はマンマンだった。







このごろよく...。

このごろよく、つるちゃんの古くからの友人に
服をもらう。

一度も着ていなかったり、手入れがいいので、
すごくうれしい。

それになんと言っても品があって、
つるちゃんってこんなにお上品なのだ、
と思わせるには十分な服たちなのだ。

そういえばその友人、
着てない服が、まだ何十着とある、
って言ってたけど、
つるちゃんには考えられない発言だ。

だったらちょーだい!
などと言える訳もなく、
このブログを見てほしいと
心ひそかに願うのみだ。

まあ、
「買ったら着ること。」
なんていう法則はないんだけどね。

ちょっとだけうらやましい、
お金持ちの友人なのでした。







つるちゃん、服を買う。

先日、ひとりで服を買いに行った。

つるちゃんが一人で服を買うなんて前代見聞のことだ。

でも全然気に入ったのがなくて、いいかげんあきらめかけていた。

しかし、あるワンピースのところで足が釘付けに…。

それはつるちゃんに微笑みかけていた。

思わず手に取ると、それは、
“Made in Italy”。

オォ。

そのローマ字に目がクラッときた。
そのまま試着室へ‥。

着替えてカーテンをそろっと開けると、待ってましたとばかりに
店員が寄ってきた。

゛まぁステキ!とてもよくお似合いですわ!゛

こんな賛辞を受け、いい気にならない人なんているでしょうか?
「こーゆーのって日本だと20〜30万はするんだよなー」と思いながら、
ケタのひとつ少ないそのワンピース、すごく得した気分で買ってしまった。

そして次の日、記念にそれを着て写真を撮ろうと思った。

でも、その服で街の中を歩くにはまだ相当の抵抗があったので、
とりあえず、誰もいないと思われる森の中へ。
でも写真撮影にはバッチリのシチュエーションだ。

いい気になってでバチバチと撮り、ルンルンと家に帰宅。
すぐにパソコンにアップしてみると、そこには...

オヨヨヨヨ〜。

店員の賛辞を受けてからというもの、つるちゃんの頭の中では
ハリウッドばりのワンピースを身にまとった、ハリウッドの女優が
いつの間にかつるちゃんとすり替わってしまっていたようだ。

しかし今、パソコンに映っている人物は、ただのガニ股歩きの
つるちゃんでしかなかったのであった。

はっきりいって
全然似合ってませ〜ン。

バカです。
だまされた〜〜〜〜


しかし落ち込んでいるヒマはない。

そもそもなぜ服を買ったかというと、今度ストアイベント
があるからだ。

その時間は刻々と迫っている。
せっかく苦労して買った服を着ないなんてくやしすぎる。

強い精神を身につけなければ。

その背中がバックリ開いたデザイン。

当分、その服を着て練習しないと........。

まったく身分不相応なことをすると、労力がかさむ。
やれやれ。






こんにちの眼科医


久しぶりに眼科に行った。
コンタクトレンズの定期検査のため。

2年ぐらい行ってなかっただろうか。

初めて行ったところだったが、
そこの先生に、2年も同じのなんて!
と驚かれ、すぐさま新しいのに換えるように言われた。

新しいの作らないと、この先診てもらえないないような
雰囲気がして、この先生のすすめる、
“遠近両用の”コンタクトレンズにした。

なんでも、つるちゃんの年代は、そろそろ
「老眼」(!!!)
が入ってくるからなんだそうで、
調べもしないうちに、そのコンタクトレンズに決まった。

両方で約6万円なり。
“遠近両用の”だから、通常より高いんだそうで。

片方でいい!というわけにはいかないので、
はいと仕方なくうなずくと、

“まってましたー!”
とばかりに、
検査が始まった。

検査といっても、まあ、
視力を測るというものだが、
前回と変わらない値に、
先生はイラだった感じで
それでもどうにかして、“遠近両用の”コンタクトレンズ
をすすめたいのか、
ためしに装着したあと、
「前よりもいいですね。」
と、まるで尋問のように何度も聞いてくる。

つるちゃん、思わず一度、
「そうですね。」と言ったら、
“まってましたー!”
とばかりに、カルテに書き込んだ。

こんにちの眼科医は必死だ。

新しい、“遠近両用の”コンタクトレンズ、
なんか、強すぎて、クラクラするんだけど。。。



ただいま夢中


アイロンがけに夢中です。

アイロンって、ずっと家にはあったのだけど、
使ったことなかった。

あはは。

しか〜し、
腕のところにピシーッとスジがついたり、
ハンカチのしわが伸びて、40パーセント増ぐらいの大きさになることが判明!

得した気分で、お気に入りとなった。

ちなみに、ついこの前までは野菜のみじん切りに夢中だった。



向かいの家に…。


なんと、ドイツの最高裁判所の長官
が引っ越してきた。

その家、
夜中まで明かりがこうこうとついていて、
大きい窓にはカーテンがないので、
中が丸見えになってる。

で、
見えるのは本ばかり。

つまり本棚が壁3面に
バーンと作りつけてあるのだ。

まるで、
見てくださーい!
と言わんばかりの窓なので見ているわけだが、
まさか、最高裁判所長官の家だったとは…。

前に、おとなりさんとの裁判沙汰のこと、
書いたけど、
おとなりさんにとっても、
この家、
向かいの家、なのよね。

ってか、
となりのうちから2本の枝の件で裁判起こされてる、
なんて言ったところで、
最高裁判所長官が相手にしてくれたら、
それはそれですごいことだ。


おとなりさんの続き。


おとなりさんから再び爆弾のような手紙をもらったので、
その庭師とやらに、事情を聞いた。

そうしたら、事前の連絡なしに枝を切りに入ったのは、
おとなりさんの指定する期限日が迫っていたが、
彼女はずっと不在で、連絡の取りようがなかったから。

傷が付いたその壁は奥まっていて、
器具が入るような隙間はない。

それに大体にして、庭に入っても、
どこを切っていいかわからないくらいに
整然としていた。(から入って見ただけで切ってない。)

なんだかもう、庭師もつるちゃんもお手上げ状態だ。






しばらくないと思っていたら



つるちゃんちのおとなりさん。
潔癖おばさん。

ここの地域ではよく知られている
おばさんだ。

庭にある木の枝が2本以上
おばさんの家の領域に垂れると、
すぐさま電話が来る。

で、次の日に庭師が切りに行かないと、
弁護士を通して手紙をよこす。

でもここ半年ぐらい、なにも
音沙汰がなかったので、
具合でも悪いのか?
などと心配なんかしてみたら、
心が通じてしまったのだろうか、
手紙がきた。

しかしまあ、おとなりさんだっていうのに、
弁護士を通しての郵便書留だっつうんだから、
いやはや。。。

中身を読むと、
おたくが派遣した庭師は3日後にようやく来て、
枝を切るときに、うちの壁を傷つけていった!
それに、庭師は私の不在中に勝手に庭に入ってきた!
大きな不満だ。訴える!

それと、
傷が入った壁は、“一面全部”修理してほしい。

とあった。

庭師がすぐさま飛んで行ってその壁の傷とやらを
見てみたら、
奥まったところに一本あるかないかってかんじで、
その上、
庭を切るときには、できるわけがないであろうところだ、と。

いやいや、爆弾のような人だ。

これからまたやりとりが続くんだろうな。


曲目提出



この間、
バッハの息子たちというテーマでコンサートをする、
というので、曲目提出のために、家で自分のCDを見ていた。

以前、「バッハの息子たち」という題名で録音したことがあるからだ。

しかし、その中に、聞いたことのない題名が…。
たしかに弾いているのはつるちゃんなんだけど。

内心あわてて、楽譜を見たら、本当にいろいろ書き込みがしてあった。
どうやら、弾いたみたいだ。

メロディも、知ってるような、知らないような。。。

おそろしくて、その曲は聴けなかった。

そして、その曲を提出することも、避けることにした。






ここにも矛盾が。


この間新聞で、どこだったか国名は忘れたけど、
心理学者が、音楽家というものについて定義していて、
それによると、
他人との交わりにくさ、内向性や独立性、分裂気質
というのを挙げていた。

とても納得するところがあった。

だけど、

ハテ?

たしか音楽は人間の心を豊かにするとかって
謳ってなかったっけ?

だから楽器を習いましょう! って。

そして、
たとえばピアノなんかを習うと、
毎日の練習が大切。努力は美徳…。

そしてがんばれば、ほめられる。

そのうち、
ピアニストになりたい!
などと、宣言した暁には、
家族が総出でバックアップ。

いつの間にか人生の最大目標になっていたりするのだが、
しかし、
音楽家になったら、

他人との交わりにくさに、分裂気質……。

人の心が豊かになった果てはそういうことなのか…。


世の中の矛盾はたくさんあるけど、
ここでも見つかった。


しかし、
見つかった事例が、
ここにもいる、
ということを知るのは、
複雑だ。

カーテン


つるちゃんちのカーテン。

ネコが飛び掛ったりして、破れに破れ、遊びに来た人たちに
幽霊屋敷のよう、などとコメントをいただいている代物。

さすがにこのごろ、だれも呼べなくなっていた。

でもこの間やっとこさ、新しくした。

ついでだから居間だけじゃなくて、
うち全部のカーテンを取り替えようと思った。

けど、あきらめた。

なぜって、高いから。

居間だけで、20万円かかった。
カーテンがよ、一部屋で20万ってあり?

全室替えたら、200万は軽く超える計算だ。

つるちゃんは買い物するときに値札を見る習慣がない。
まあ、普段の食料品を買うノリでカーテン屋に行ったのが
まずかったのだろうが。

でも、
カーテン、それも
厚手のじゃなくて、中にあるような、
うす~い生地のやつですよ。

それに薄いもんだから、つるちゃんちのジャングルのような庭が
中から丸見えだ。

高価なカーテンにはまったく似合わない、哀れな庭。

でも、取り付けに来た人、いわく、
「よく目を近づけてみれば、このカーテン、上等なものってわかりますよ。」
だって。

今度、人が遊びに来たら、みんなに頭をよ~くカーテンに
近づけさせて、見せてやるか。

「見ろ! たけ~んだよ、ゴルァーッ!」
ってか。

カーテン替えたのに、遊びに来る人がいなくなる予感。
何のために新しくしたのか?????







ミ・ウ・ラ・さん!


つるちゃんは、人の名前を覚えるのが苦手。

この間、大学の同級生に、街でばったり会い、
やっぱりとっさに名前が出てこなかった。

すごくきれいな人になっていて、
つるちゃん、動転したのか、
「なんか覚えてる!」
などと、まったく失礼な言葉を面と向かって
発してしまっていた。

で、前回日本にいたとき。

道端で、
「鶴田さんですよね。」
と声をかけられた。

やっぱりとっさに名前が出てこなかった。

つるちゃんの心を察してしまわれたか、
「ミウラです。」

とその方は、名乗られた。

「ハテ? ミウラさんってだれだっけ?」

さすがに、面と向かって言うことはなかったが、
つるちゃんの頭の中では渦巻いていた。

でも、たしかに、見覚えのあるお顔だ。

この前食べた、つるちゃんちの向かいの
スイーツのお店の人かも。
たしか、ミウラさんっていったような。

でも、イマイチ確信が持てなかったので、
「今度また食べに行きます。」
なんて言って、もし違う人だったら
トンチンカンなので、

「今度またうかがいます。」
などと、ビミョ~に誤魔化してその場を去った。

家へ帰ってすぐにそのスイーツのお店の
サイトで、店長のミウラさんのお顔を探した。


……ちがうんだなーーーー。


以来、どうも気になってしょうがない。

確かに2,3週間以内にどこかで会っていた方なんだけど。


ミウラさん!
もしこのブログを見ていたらメールください!!!


ココ壱番カレー


ずっと、いつか試してみようと思っていたお店。
ココ壱番カレー屋さん。
カレーの辛さに段階がついてるのよね。

この間、日本に行ったとき、ついにそのチャンスが訪れた。

店に入るなり、当然だが、カレーの強烈な匂い。

闘志は満々。
ヤルゾーっ!

つるちゃん、初めてだけど、もちろん一番辛い、12だっけ?
を注文した。

「初めてですけど、大丈夫ですよね。」
って聞いたら、店員さんは、ええっッ、と
ふんぞりかえっていたが、笑ってくれたので、
それでよしとした。

で、ついに、ヤツは出てきた。

色は思ったほど黄色くなかった。

ふ〜ん。
やるとするか。

で、一口めを豪快に。

。。。。。。。むむむ。。。。。。。

声よりも先に、涙が出てきた。

あああああ。
ティッシュ、ティッシュ!
それに、
水、水、みずちょ〜〜〜〜だい。

ポットに入っている水をほとんど飲み干してしまったよ。

2口め、手が出なかった。

降参。

出されたときと、ほとんど同じ量を残すなんて、
失礼千万だけど、ゴメンナサイ。
でもわかってくれるよね。

お持ち帰りにしてもらおうという気にもならなかった。
だって、家に帰って食べたって、太刀打ちできないもの。

こんなにすごいと思わなかった。
ココ壱番カレー。

店員さんがふんぞり返った時点で察するべきだったか。

一食抜いてきたのに、
なんだかもう、空腹なんだか満腹なんだか、
わかんなくなっちゃった。

なんちゃって、そのときのこと
今、思い出して書いてみたけど、
今度こそやれるような気がしている。

リピーターとなるか、次回の日本行きが楽しみだ。



やられた〜〜〜〜っ!



ついにやられました。
ウイルスにです。

ゴホゴホ。
新型でしょうか?

起きても、2分と持たない。
また布団に入りたくなっちゃいます。

ウイルス、って
かぜじゃないですよ。

残念ながら、パソコンがです。

いま、つるちゃんが!って、期待しましたね。

でもつるちゃんにとっては、生命線のようなもの。
パソコンがこうも調子が悪いと、
生活のリズムも狂っちゃいそうです。

もともと狂ってるんだから、プラスマイナスで
バランス取れるかな。

なんだか、またいつ電源が落ちるかと思うと
集中できないので、今日は書くのや〜めた。

またね。


さすがな3つ星レストラン


この間、つるちゃんの住んでいるところの
とびっきりいいレストランに食べに行った。

ミシュランでは星は3つついている。

そういうのはあまり重要ではないかもしれないけど、
つるちゃんがそこに行ったのは重要。

なんちゃって。


何を今回は言いたかったのかというと、
そこのお客さんだ。

天気がよかったので、外の席で食べていた。

席の上には、樹齢が何百年もしていそうな
巨大なマロニエの木が何本もあった。

食べながら木を見上げると、口が自然に
開いてしまうほどの高さだ。

そんな時間が止まったかと思うほどの
優雅なところで食べていると、
突然の騒音。

ドタドタドタ。。。。

なんだと思います?

マロニエの実。

そう。

季節は秋、まっさかり。
収穫の秋でもある。

50メートルはあるような木から
マロニエの実(って栗みたいにトゲトゲがある)
が落ちるのだ。

そして、その被害者となったのは、
まさに3つ星レストランにはぴったりって感じの
風雅な雰囲気を持った おばさま だった。

お食べになっていたスープに入って、
マロニエの実は飛び出して
無惨なことに。

それに運の悪いことに、上の階で、花に水をやっていた
ホテルの人が、誤って階下に席を取っていた
その優雅なおばさまに水をかけてしまった。

あああああ。

つるちゃんはそのちょっと遠くに座っていた
優雅なおばさまを、あららららと思って見ていたのでした。

しかしそのおばさま。

なんとにこやかなこと。

周りの友人と思われる人たちも、
スープが服にかかってしまっていたりするのに
ボーイがすぐにとんできたが、ニコニコ笑っている。

まるで子どもがおままごとをしているよう。


普通のレストランだったら、
!!!!!オー・マイ・ゴーーーーーット!!!!!
と怒り狂ってボーイをすぐさま呼ぶ、
とかいう光景に当然なっていそうなものだ。

「金持ちけんかせず。」
ってこういうこと言うのかな?

マロニエの実にもびっくりしたけど、
この上品な人たちにももっとびっくりした。

なんかさすがな3つ星レストランだった。














幻のくちびる


なんちゃって、
ガラにもなく想像力あふれる(!?)タイトルになっていますが、
ほんとなんですよ。

この間、珍しく鏡を見ていたら、
つるちゃんの上くちびるに赤い斑点が。

最初は、食べものが付いているのだと思い、
取ろうとすると、これが取れない。

なんだがんこな食べカスやな、
と思ってくちびるをゴシゴシこすったんだけど
…取れない。

なんだなんだとよく見ると、
くちびるの表面に付いているのではなくて、
中にあるような。。。

なに?

ネットで早速検索。

出てきたのは、
ドキッとする言葉ばかり。

突然あらわれる斑点やほくろは
悪性のものが多い。

そんなあああああ。

と思うと同時に、
つるちゃんの手は、皮膚科のお医者さんの電話番号
を押していた。

診察の予約を5日後に入れた。

そんなあああああ、と思ったのも一時、
予約を入れたら5日間、上くちびるのこと、
すっかり忘れてた。

5日後、手帳を見て皮膚科の受診を思い出した。

くちびる、どうなってるだろ?
と思って、鏡を見れば...

な、
ない。

あれー???

たしかにあったはずなんだけど。

くちびるをあーでもない、こーでもないと
角度を変えたりして見るのだが、
跡形もなくなっていた。

普通のいつものくちびるだ。

あへ、
どうするべ。

皮膚科の予約。

斑点、なくなりましたから、
予約取り消します。
って電話した。

受付のおねえさんに笑われた。

斑点ができたとき、
だれかに見せて証拠取っとけばよかったな。

ほんとうにあったんだから。






早々と。


ドイツのクリスマスケーキ、
シュトレンがスーパーで売っていた。

もう9月中旬から置いてあった。

数年前は、たしか10月中旬から置いてあって
驚いた記憶がある。

数年後には8月中旬から買えるようになるのかな。

シュトレンは焼いたあと
バターにどっぷりつけるという、
はっきり言って油まみれなケーキ。

つるちゃんの大好物。

当然買って、バンバン食べてるけど、
クリスマスまでシュトレンを食べる楽しみは
続くだろうか?

今月はハローウィンもあるからネ。

やはり
旬なものは旬なときに食べたいもの。

売るほうも、買うほうも
難しい時代だ。




ばばあの夏



ドイツ語で、9月ぐらいになっても暑い日
のことをそう言う。

Altweibersommer
アルトヴァイヴァー ゾンマー

と発音する。


つるちゃんが名付けたわけではない。
訳したのはつるちゃんだけど。

もうとっくに盛りを過ぎて、初々しいところはどこもないけど、
威勢がいいって感じ?

先週はそんな日があった。


こういう日のこと、ばばあの夏、って言うんだよなあ
と思って外の人たちを見ていると、
なるほど、
タンクトップを着ていても、
妙に風景に似合わない。

だって葉が黄色くなり始めているし。

つるちゃんもタンクトップ、着ようと思ったけど、
ばばあの夏 のことを思い出して、
やめた。

ばあちゃんの夏 ぐらいに訳しておけば、
タンクトップ、着れたかな。







日本の夏、ドイツの夏。


真夏の日本は最高だ。

うるさいくらいのみんみん蝉に、これまたド派手な盆踊り。
街の中には浴衣をきたおね〜ちゃんたちがたくさんいる。

ヨーロッパではまず見られない光景だ。
あったら不気味だけど。

この夏は暑くて大変だったけど、
夏はこうでなくっちゃね〜。

しか〜し、

それに比べて、ドイツったら〜〜〜!

真夏の日本からドイツに来ると、つるちゃん、
いつもショボくれる。

だってうるさいみんみん蝉も、浴衣のおね〜ちゃんも、
どこを探してもいないし。

街はシーン…。
わぁ!って言ったらこだまするくらいだ。

それに森は一面、緑だらけ。
自然は健康に良いなんて誰が言ったものか、
はっきり言ってウツになりそうだ。
ホント。

それにドイツでは、8月も中旬になると、冷えてくる。
朝晩の吐く息は白く、家には暖房が入る。

ちょっと前は蝉や盆踊りがうるさくて、
チッとか舌を鳴らしていたのに。

あ〜あ、今となっては悔やまれる。

咳をしても独り、ならぬ
゛蝉を見ても独り゛。
 
み〜んみんみんみん(泣)







督促状



ちょっと前のことだけど、
久しぶりに日本の実家に行くと、市役所から督促状がきていた。

なんじゃロメ? と中を見ると、固定資産税の納税督促状。

あーはー、固定資産税なら、この間、
銀行振り落としにしたから、
これは市役所の手違い。

教えてあげましょう、
と早速市役所に電話した。

担当の方、つるちゃんは存じ上げていなかったのだが、
鶴田です、って言ったら、
ああ、ピアニストの鶴田さんですよね?
と言われた。

鶴田ってあまりない名前だから、
こういうときはちょっと困る。

督促状、イコール、鶴田さん ってイメージが
その担当の方にこびりついたら、やだ。

内容が督促状のことで、
あまりにも音楽とは関係ないことだから、
少し緊張しながらも、
その旨を説明すると、
「銀行引き落としにはなっておりません。」
ですと。

えええ!
「この前市役所に行って書き込んだんですけど。」
と言うと、
「書き込んだだけではダメで、
銀行でその手続きを
していただかないとですね…。」

「そうなんですか、あはは。」

と笑ってみたものの、

ホントは鶴田さん、払ってなくて、
苦し紛れに
こんな電話してきたんじゃないの?
と思われてた
かもしれないなあ。

ほんとに知らなかったんだから。




あの美奈子が…。


つるちゃんが小さい頃、
唯一、持っていた本。

それは、
イソップの『イワンのばか』。

だが読んだ記憶はない。

でもなぜかぼろぼろ。

思うに、
開いては閉じ、してたんだろう。

小さいときから、本は読まない子どもった。
だからか、国語は(も?)苦手。

小学校、中学校、高校にいたるまで、
読書感想文は
つるちゃんママの仕事。

賞を取るという、偉業も達成してくれた。

だからなぜか、つるちゃんは
文章がうまい人
ということになっていた。

大きくなっても、
いつものようにつるちゃんママ、
代わりに書いてくれた。

でもある時突然、
つるちゃんママの書く文が、幼く見えた。

開眼した
とでもいうのだろうか?

そこからだ。自分で書くようになったのは。

そんなつるちゃんママも他界し、
今となっては一人で書くしかないのだが、
毎月、雑誌にエッセイを書いたり、
ここで、
自分の書いたエッセイを披露していたりして、
つるちゃんママはどこかで
驚いているのではないだろうかか?

あの美奈子が、って。




ゴキブリ


この間、台所の電気をつけたら、
ゴキブリがすごい勢いで逃げていった。

頭にきた。

普通は、キャーとか
ヒェー、とか
思いそうなもんだが…。

たぶん、
つるちゃんが頭にきたのは、
自分よりも速い”何か”
に頭にきたのだと思う。


ものすごい速さで駆けていくゴキブリ
を追いかけることもできず、
ただボーっと見てしまった自分に、
超えられない壁を感じ取ったのかもしれない。


まったくもって、
あの黒光りする図体に異常な俊足。

ゴキブリが好き!と言う人
聞いたことないんだけど、
動物の間では人気があったりするのだろうか?








お得なジャングル 


それは、つるちゃんちの庭。

もうみなさん、ご存知ですね。
つるちゃんちのカーテンが開かない理由はここにあります。

開けても、見えるのは鬱蒼とした木だけだから。

つるちゃんの部屋は2階にあるのに、
日当たりが年々悪くなっていくような気がする。


そして、
寝室のある、半地下の部屋の窓から見える光景はまさに、ジャングル。

ここの日当たりは、悪くなっている、というよりは、
もうほとんど空は見えません。

その鬱蒼と生い茂っている木は、ブルーベリー。

収穫のワクワク感がたまりません。

日当たりが年々悪くなっても、
収穫量は年々上がるのです。

天秤にかければ、
どちらがお得かは一目瞭然。





暑い夏


ドイツのこの夏は、
1700年代に観測が始まって以来の
猛暑なんだそうだ。

毎日が35度以上の日々が、
3週間ぐらい続いている。

ドイツの新幹線、ICEが、
この猛暑のために、空調が効かなくなって、
窓の開かない車内が、
70度にも達して、
病人が続出したらしい。

なんでも、その車両が作られたときは、
毎日が35度なんてありえなかったので、
外気温が32度まで対応できるもの
だったらしい。

だもんで、
このところの猛暑には
当然ながら、音を上げた模様。

ニュースでは、外気温が45度まで
耐えられる空調設備に整える
ということだったけど、
何年後かには、
また温度設定を上げざるを得なくなったりして。

ということは
外気温が45度以上となるわけだが…。

まあ、
世の中、このごろなんでもありだから。









夏ですね。



夏と言えば雷雨や稲妻はつきもの。

つるちゃんちのところでもほとんど毎日
のように雷が落ちる。

まちがった。
落ちるんじゃなくて鳴るだけだった。

しかしその鳴り方が今年は一段と磨きがかかっているような気がするのだ。

もはや、ゴロゴロなんていうのはなく、ドーンといく。
それにエコーがかかる。

そのかかり方が例年と違う。

「ド〜〜〜〜〜〜〜〜(エコー レベル5)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん。」

こんな感じじゃ。

これがまるで、花火大会のように途切れもなくやってくるのだ。

それも真夜中に。夜中の3時。

マイルヨ。

悪い夢でも見てるんじゃないかと思って、
頬をつねったりしてみたりするが、どうも本当なのだ。

目は冴えまくり、心臓もバクバクだ。

だって2重窓だって言うのにガタガタ振動するし、
少し揺れたような…。


まったく、人メーワクだ。
















世界で最も自由なつるちゃん


つるちゃんが小学2年のときの女の担任の先生から、今でも手紙をいただく。
大好きな先生だった。

この担任の先生はバイタリティがあって、「この先生はやるな。」と思っていた。
そうしたら本当に校長先生にまでなった。
つるちゃんには、子どもながらに先見の明があったのでしょうか?

その先生によると、つるちゃんは、世界で最も自由な生き方をしている、とのこと。

でも実際、つるちゃんの生活は、はっきり言ってガンジガラメだと思う。

特に時間。
一分でも遅れると、頭にくる。

しかし、そんなときにアイデアがパッと出るときがある。
切羽詰った時のアイデア。

自由は、ガンジガラメから生まれる。なんちゃって。

先生がおっしゃる、世界で最も自由な生き方をしている、
の解釈をしてみた。

ガンジガラメなのにヒマですね。






つるちゃんの文章


つるちゃんのブログの文章は、ピアノを弾いている時に
出てきて、
そこで構成も考えられている。(一応ネ)

でもそれは余裕で楽譜を見ないで弾けている時だけだ。
たぶん、脳内アルファー波みたいなのが出ているのだろう。

先週は新しい曲を絶対にこなさねばならず、
脳内はベータ波だらけだったのだろうか、
楽譜にへばりついて弾いていたので、文章が出てこなかった。

一種の便秘のようなものだ。


ちょっとオチがアレかな。。。



ツポレフ


この間、ポーランドの政府専用機が墜落したニュースがあったが、
この飛行機、ソ連製のツポレフという、
今から40年以上前に作られたものだったという。

つるちゃんも前に、このツポレフに乗ったことがある。

形としては、すっきりとしているのだが、
近づいてみると、修理のツギハギだらけで、
これから乗り込もうとした足が
震えたのを覚えている。

中に入れば、
テーブルがゆがんでいたり、
じゅうたんは穴だらけ。

トイレにいたっては、
昭和の、それも、30年代ぐらい?
かと思わせる、
セピア色の世界が広がっていた。

黒塗りの重〜い蓋に、
なぜか
横に靴磨きのブラシが備えてあった。

当時と、みだしなみの感覚が違かったのかもしれない。

でも、出てきた食事は、思いのほかおいしかった。
特に、サラミソーセージの味は忘れられないくらいだが、
ツポレフに乗った、という思い出は、
早く忘れたい、と思う。


うそのない人生



この間ラジオを聴いていたら、
人間は一日に、200回うそをついている、と言っていた。

一例をあげると、
朝起きて、鏡の前でおなかが出ている自分を見、
おなかを引っ込めて、
大丈夫!
と思うのがうそ、その1。

外に出れば、嫌いなおとなりさんがいて
おはようございます。
(この場合、ドイツ語だと英語のグッドモーニングみたいな
表現で、直訳すると”いい朝を!“と他人に望む言い方なので
日本語のおはようとはちがうんだけど)
と、好きでもないのにいい朝を願うのが、うそ、その2。

このように、うそは一言一言にちりばめられていく。

実際、4ヶ月にわたって、
このようなうそをつかない生活を送ったという人がいて、
そうしたらこの人は、
会社を解雇され、
家族、親戚、知り合い、地域のひとたちから
見放さされて、
孤独にさいなまれたそうだ。

うそのない人生、など
ありえないということか。


飛行機



この間アイスランドの火山噴火で
何日間か、飛行機が飛ばないときがあったけど、
あのときの静けさは、とても印象的だった。

朝の4時半ごろに外に出ると、
いつもは、
星がちりばめられた真っ暗な空に、
ピカピカと、
いくつかの飛行機と思われる物体が
動いていく。

それが、
噴火で飛行が禁止されていたときは、
そのピカピカしながら動く
物体は、どこにもなかった。

それとともに、
一切の音が消えていた。

ヨーロッパの空は、
一日中、
ものすごい数の飛行機が飛んでいるというし、
朝の4時半といえども、
貨物機など、
ブンブン飛んでいるんだろうなあ。


それに、
一切の音がないと、
すごく気持ちがおだやかになるのがわかった。


でも
飛行機が飛ばないのは、
心穏やかではない。










つるちゃんちのラッキーな庭



日本では、4月は桜の季節。

もう散っているところ、またはこれから咲いてくるところ、
桜は日本の伝統的な風情、心を持っているような気がする。

こちらでは今、りんごやさくらんぼの花が満開だ。

日本の桜とは違い、こちらの満開の花は、見るだけの楽しみではなく、
“あとで食べられる”という味覚の楽しみが待っている。


ちなみにつるちゃんちの庭には、桃とさくらんぼの木がある。
  
そして、去年あたりから、金柑のような実がなって、
楽しみが増えた。

これらはどれも、買って植えた木ではなく、家の誰かが、あるいは
家に来るお客さんが、種を落として行ってくれたのだろうと思われる。

さくらんぼの木は、隣の家に大きいのがあるので、
それの“おこぼれ”的なものだろう。

そういう、偶然の作なので、たとえば桃の木は、隣の家との境に陣取って
しまっていたりする。
実を取る時、少々難ありだ。
収穫するときの格好がまさに欲張りという感じ。

よく見たら、他に、野いちごやブルーベリーもあった。
これらもすべて野生。

ラッキーな庭かも。


夏時間について

昨日から夏時間になった。

ってことで、日本との時差は7時間に。
1時間縮まった。

実際どんな感じなのかというと、
たとえば
土曜日の夜11時に寝て、
次の日曜の8時に起きると、
それが9時になっているという具合。

つまりこの日に限って、1時間、時間が少なくなる。
損した感じ。

まあ、冬時間になるときはこの逆なんだけど。

この夏時間というもの、何であるのかというと、
夜が1時間早まる=明るい時間が1時間増えるから、
その分の電気代が節約される、
ということではじめられたのだそうだ。

でもね、夜は1時間早まるということは、
朝になるのも1時間早まる。
7時でもまだ暗いし。

4時起きするつるちゃんは、
夏は3時起きするということだから、
1時間余計に電気を使うということだ。

早起きの人には
この、夏時間とかいう時間をずらすシステムは
何の役にもたたないような気がする。

電気代の節約という点においては、
夏時間においては、
早起きは3文の徳
とはならんね。
(2文ぐらいか)

どうでもいいけど、
夏時間を考えた人って、
夜型人間だったような気がする。



このごろ…。

ピアノを弾いていると、
ちょっと前まではエッセイの文章が出てきていたけど、
このごろは、映像が出てくるようになった。


何の映像かというと、それは、そのときに弾いている作曲家。
特に、シューマンを弾いているとき、はっきりと見える。
シューマンがソファに座っているのだ。


聴いてるんだか聴いてないんだか、
あっちを見たり、こっちを見たり。
でも、顔にはいつも微笑がある。


それとは裏腹に、ショパン。
出てくることは出てくるんだが、冷たい。
つるちゃんをじっと見続けて、二コリともしない。
出てくるだけいいことにするか。


この人たち、出てくると妙に安心して弾ける。

でも、ピアノを離れて思い出したりすると、
いったいアレは何だったんだろうと、
少しだけ気味が悪い。







あせる春。


つるちゃんちの庭に目をやったら、雪割草が顔を出していた。

春がやって来たのだ。

ちょっとあせっている。

なぜって、
冬のうちにやっておこうと思っていたいろんなこと、
まぁ、部屋の棚拭きとか、
普通の人ならばなんてことのないことなんろうけど、
ついに一度もすることなく、冬が終わりそうなのだ。

こんなことを書くと、
なんか不衛生極まりないところに住んでいるみたいだが、
大丈夫、大丈夫。遠くから見れば棚のほこりなんてわからない。

大事なのは、気にかけないことだ。

しかし、
これが簡単そうで、結構難しい。
良心、というものが邪魔をする…。

あせる。


とっとと切ってしまいたい?


つるちゃんがここ数年頭を抱えている、
「おとなりさん」問題。

この間、こんなニュースが上がっていた。

Musik-Verbot in Berlin: Präludien aus der Nachbarhölle
題名を直訳すると:
『隣人地獄からの前奏曲』−ベルリンで起きた音楽禁止の判決

その記事を読んでみると、なんでもアパートの隣に住む家族が、
日曜日も練習に明け暮れる17歳の女の子のピアノに耐え切れずに
裁判を起こし、50ユーロの罰金を課せられ、今後日曜日に練習
すれば、なんと5万ユーロ(700万円)の罰金を課するという
判決が下りたのだそうだ。


つるちゃんにとっては、身の毛もよだつような記事。


つるちゃんち、今抱えているおとなりさん問題は、
つるちゃんのエッセイをお読みになってくれている人なら
よくご存知の、例の“庭の木“のせいなんだけど、
いつ、その庭の木がピアノにとって変わるかと実は
ハラハラしているのだ。

何かにつけ、文句をつけてくるこのとなりのおばさん。

エスカレートしないうちに庭の木、とっとと全部切ってしまいたくなった。






朝の修行


この冬のドイツ、久々の本格的なものになった。

すなわち、寒い。

朝4時のシャワーは、最高に温度をセットしても、
ぬるま湯以上になってくれない。

外の気温はこのところ毎日、マイナス10度以下。
昼間でもマイナスだから、セントラルヒーティングが
ばかになったのか?

毎朝、修行をしているようだ。






カーニバルの思い出


2月のヨーロッパの行事といったら、カーニバル。

今年も昨日まで、ドンちゃん騒ぎの日々だった。

この時期になると、いつも思い出すことがある。

カーニバルのパーティの件。


それは、近くの街であった。

そこには派手な格好に奇抜な化粧、
というのが定番なので、
つるちゃんも、ここ一番、と奮発して出かけた。

赤に黄色に青に、ありとあらゆる色で。
そう。だれもがあっと驚くドラキュラの顔。

頭には羽をつけて、赤いしま模様のTシャツ。
このわけのわかんないコンビネーションが、
“つるちゃん風”カーニバルだ。

カンペキ!
つるちゃんは家を出た。

パーティでは踊りに踊って、久しぶりに、“朝帰り”
なるものをして大いに楽しんだのだった。

もう何時にベッドに入ったかもわからないくらいで
目が覚めて、手帳を見たら、
『9時:歯医者』。


時計を見れば、9時5分前。

ひぇ〜〜急がなきゃ!!!

つるちゃん、飛び起きて、きのうの赤いTシャツの上に
セーターを着て、大慌てで歯医者さんに向かった。

何とか9時ちょっとすぎに着いて、
息をゼーゼーハーハーさせながら
受付を済ませて待合室に入る。

…なんだかいつもより強い視線を感じるんだけど。
まっいいか。

そのうちつるちゃんは呼ばれて診察室に入って、
治療を受ける椅子に座って待っていた。

ドイツの歯医者さんの診察室は、日本と違って個室だ。

そして歯医者さんが診察室に入って来た。

すると…、
“Oh,mein GOTT!!!” 
(→ オーマイゴットのドイツ版ね。)
顔を手で覆ってしまわれた。

そこでつるちゃん、ハッと思い出した。

顔洗うの忘れたーっ!

もはや遅し。

出直して来い!
なんて言われるんじゃないかとビクビクしながら、
昨日パーティに行って遅く帰ってきて、
そのまま寝ちゃったこと、
そして今日寝坊してそのまま来たこと
を説明して謝って治療を受けた。

本来はとても優しい歯医者さんなので、幸いにも理解してもらった。
(けっこうウケてたか?)

でも最後に歯医者さん、一言。
「ドラキュラを相手に治療をしたのは初めてです。」



たんぽぽ茶



このごろ、゛たんぽぽ茶゛というのに凝っている。

それは、たんぽぽの発見に始まった。

そもそもここ数年、
野生のくるみやりんごを採って食べるのが趣味
っぽくなっていたんだが、この
゛タダ゛で食べられるものの究極の発見、
それは、たんぽぽだった。

植物図鑑で雑草を見ていたら、たんぽぽのところに
“食用”とあった。

花、葉はサラダや炒めもの、根にいたっては、細く切って
きんぴら風にして食べられるのだそうだ。

なんでも、栄養価がとても高く、
昔、
中国では万病の薬に用いられて
いたそうだ。

たんぽぽって、アスファルトの道路のすき間にでさえ生えていて、
採っても採っても出てくる。
生命力が強いということでしょう。

だからそれを飲めば、生命力の強い人間になれるってことか?

でもサラダや炒め物って、洗ったり、フライパンに
油を使ったりと、大変。

めんどくさがり屋なのでね。

でも、
“たんぽぽ茶”だったら、
採ってきて、鍋で煮るだけ。

なんでも、
根っこに栄養があるんだそうで、
切らなくていい!

簡単!
=> つるちゃん向き
です。

ってことで、
ハマっております。

みなさんも、いかが?



とうもろこし畑



ずっと前のことだけど、
車に乗っていたら、
遠くの方で、
ヘリコプターが旋回していた。

なんだろうと思ったら、次の日のニュースで、
高級老人ホームに泥棒が入って、
大量の貴金属類や現金が盗まれて、
犯人が、
近くの、とうもろこし畑に逃げたので、
警察がヘリコプターで上から追っている
といっていた。

きっとつるちゃんが見た、あのヘリコプターに
違いないと思った。

こういう捜索の方法って、あるんですね。

とうもろこしって、背が2メートルくらいに伸びるから、
広大な畑は
迷路みたいになるのだ。

たまに子どもの遊び場でとうもろこしの迷路
っていうのがあるほど。

ちなみに、この犯人、いまだに逃走中なんだそうだ。

でも、とうもろこし畑に逃げるなんて、
なんかほのぼのしている。

よく考えるとこわいけど。



感慨深い1月



つるちゃんにとって1月は、とても感慨深い月だ。

なぜかというと、
生まれて初めて、
お引越しというものをした月だからだ。

いつからつるちゃんがドイツにいたかというと、
それは昭和天皇が亡くなったころ。

もう20年、いやそれ以上経つか。
ずいぶん前すぎて考えられないわ。

今このブログを読んでいるあなたは、
もしかして平成生まれ?


当時はまだ『東ドイツ』という国が存在していて、
つるちゃんは今から20年以上前の1月5日、
首都東ベルリンの空港に一人で降り立ったのだった。

ドイツに20年以上いるということは、
日本を20年以上も離れている
ということだ。

たまに日本に行くんだけどね。

でも、
つるちゃんの中では、20年以上前までの
日本の姿が、色濃くインプットされている。

というか、
そこで時が止まっているんだったりして。

ムムム、
やはり感慨深い…。



お正月輸入


ドイツにも日本のお正月を゛輸入゛
したらいいのではないかとふと思った。

日本には“クリスマス”が輸入され、
すっかり定着しているのだから、
うまくやれば出来ると思う。

中には、ロマンチック
だと思う人もいるかもしれない。

ポイントは、鏡餅や福袋に、
どうロマンを感じさせるかということと、
ジルベスターという大晦日のドンチャン騒ぎを
くつがえす魅力を打ち出すことだ。

これができたら、
すごいマネージメント能力が開発されるだろうなあ。






クリスマスが過ぎると。


クリスマスが過ぎると、次のイベントはお正月。

ドイツのクリスマスと、日本のお正月は雰囲気が似ている。


日本だと、クリスマスは゛輸入品゛なので、
ロマンチックなところに傾いている感じだが、
ドイツのクリスマス、特にイブは、
一年で最も家庭的な日。

恋人たちも、それぞれ自分たちの親や親戚
のところに帰るので、離ればなれになる
ことも多い。

ということで、ロマンチックさがなく、現実的
な集いとなる日だ。

日本のお正月となんだか感じが似ている。

日本のお正月を、
ロマンチックー!と思う人っていないと思う。
それと同じような感覚かも。。

それに対して、ドイツの大晦日、ジルベスター。
それはまったくのドンチャン騒ぎ。

生粋の日本人であるつるちゃんは、この
゛ジルベスター゛なるもの、どうも
馴染めない。

大晦日の夜というのは、
静かにこたつでお蕎麦とか、
みかんなんかを食べて、紅白でも見て、
それこそ家族で集う、というのが頭のなかに
インプットされている。

それがこっちの人たちときたら、ダンスパーティーだの、花火だのと、
うるさいのなんの。

年が変わる12時ごろになると、
バンバンと花火が打ち上げられ、
つるちゃんちの猫は怖がってベッドの下
にうずくまっている。

テレビをつけても、お祭り騒ぎの
カウントダウン一色だ。

つるちゃんは、以前は誘われると義理がたく、
このカウントダウンに加わって
いたが、ここ2、3年は一人でもくもくと
ピアノを弾いて、゛足掛け2年
弾いた!゛と自己満足する日にしている。

ガンガン弾けば結構なカウントダウンだ。
それか、
単なるヘソマガリというやつか。



もうすぐクリスマス。


この間、手帳を見てビックリした。

このところ、(いつもか)、
社会の動きにはイマイチ疎くて、
クリスマスだっていうの、
先週あたりに気がついた。

まあ、クリスマスコンサートというのに
今月は何回か出演したし、外に出れば
壁によじ登ったサンタさんや、
ピカピカのイルミネーションも光っているから、
そろそろかなあ、とは思っていたのだが。

しかし年末になるのが早い。
この間大晦日だったはずだけど…。

ってか、
つるちゃんの頭は盆と暮。




ドレスデンのシュトレン

ドレスデンへ行ってきた。

ドレスデンは、つるちゃんが今住んでいるところから、
飛行機で1時間半ほどなのだが、
゛旧 東ドイツ゛ということもあって、
気分はほとんど外国行きモード。

5年も住んでいたのに、
ドレスデン地方の人たちのしゃべる、
なまりの強い言葉が、
よくわからない。

それは置いといて、
ドレスデンの街はクリスマス色に染まっていた。

ドイツのどこの街にも、
この時期はクリスマスの市(いち)が立って、
その地方独特の食べ物や、民芸品、
子どものための即席の小さな遊園地まで
あったりする。

中でもドレスデンのクリスマス市は
ドイツで一番古く、最初に始まったのが
1434年。

そこで売られている
ものは、当時と今と、
ほとんど変わらないのは目玉だ。

ドレスデンの特産品はなんといっても、
"Dresdner Christstollen" 
ドレスドナー クリストシュトレンと呼ばれる、
クリスマスケーキ。

ドレスデンから世界中に輸出されているそうなので、
日本も例にもれることはないだろうから、
皆さんの中には、食べたことのある人もいるかも
しれない。

クリスマスは11月末ごろ、
日曜日ごとにろうそくに火を
灯して、4本全部灯ったところで、
クリスマスになる。

それにあわせてシュトレンを一切れずつ切って食べる。
つまり、一週間に一切れ。

この食べ方は、あくまで伝統であって、
つるちゃんちでは、
一日一斤。
これ現実。
あはは。

ドレスデンでは、シュトレン祭といって、
巨大なシュトレンが荷台に乗って
街をパレードする日があり、
それも代々続いてきた行事のひとつだ。

その重さは3、3トン!

昔、ドレスデンの王様が、
おいしいケーキが食べたい!と言って、
あるパン職人に作らせたところ、
巨大なケーキが献上され、その王様が
絶賛したという話がある。

そして、そのケーキの上にかかっている
ハンパじゃない量の粉砂糖が、
キリストが生まれた時に包まれた白い布のよう
であったことから、
クリスト(キリスト)のシュトレン(棒という意味で、
キリストが横たわっている姿)と名が付けられたのだ
そうだ。

あんまり書いていたら、おなかがすいてきた。

シュトレン、買ってこよっと。













疲れる12月



いつの間にか街にはイルミネーションが輝き、
ラジオをつければ
クリスマスのコマーシャル。
店にはサンタのチョコ。

疲れた。

クリスマスがまたやって来るのだ。

つるちゃんは、曜日の感覚が狂っている上、
この間なんて、
これから寒くなるのか暖かくなるのか、
考えねばならなかった。

ちょっとキテるかも。



渡り鳥


秋の風物詞のひとつ、渡り鳥について。
(なんてさわやかなテーマだろう!)

つるちゃんこの前、見ちゃった、鳥の大群。
すごーいやつ。

毎日、バカのひとつ覚えで、
4時には起きているつるちゃんだけど、
いつものように窓を開けると、なんか異様な音が。。。

キュルキュルキュルキュル〜

それは遠くのようでも、近くのようでもある。

何かが起きるゾーッ!と、
とっさにカンがはたらいたつるちゃんは、
急いで2階のベランダに。

すると、最初は数羽だったのが1分ぐらいすると、
大空いっぱいに鳥がやって来た。

空一面、ごま塩を振ったように鳥がつるちゃんの頭の上を過ぎて
いく。
そして羽根音というのだろうか、サーッという音がする。

何か、大型スクリーンで映画を観ているようだった。

鳥が過ぎ去った後は、まるで何ごともなかったかのように、
静けさが戻って…。

ふと下を見ると、つるちゃんちのネコもあっけにとられていた。
通り過ぎてからふと、鳥インフルエンザのこと思い出した。
あの鳥たちがウィルスを持っていたとすると、
街全体がやられるかもしれない。

しかし、もはや遅し。ウィルス、吸っちゃったわ。

それにしても、圧巻とはこういうことを言うのかもしれない。

だって、どのようにしてあれだけの
おびただしい数の鳥が集まるのか(何億って感じの鳥だったし)
それでどうやって皆、同じ時間に飛び立てるのか?

もしかして日曜の朝の、教会の
鐘の鳴る時間に決行ね!、とか言ってるのか、
俗なつるちゃんには、あの鳥の行動
は不可解極まりないものだ。

聞いた話だが、ドイツの街の教会の上なんかに、
役場の人が゛こうのとり゛の巣を作ってやると、
ちゃんとそこに来て、ファミリーを作り、
冬になると、暖かいアフリカの方に飛んで行って、
春には一家でまた同じ巣に戻ってくるんだそうだ。

渡り鳥ってつるちゃんより、きっと
頭がいいに違いない。

それにしても鳥って、どこ行くにも交通費かからなくていいよな。

どこまでも庶民のつるちゃんだ。




信じられないイタリアンレストラン。


つるちゃんちの村のイタリアンレストラン、
久しぶりに行ってみたら、
近くの大きな街に引っ越すんだそうで、
その日が最終日になっていた。

“感謝を込めてご奉仕”と書いてあったので、
期待して入った。

つるちゃんは、大好きな
スパゲッティ ぺペロンチーノをたのんだ。

まあ、10人ほどでいったので、
時間はかかるんだろうなあ、と思ったけど、
30分以上も待たされて、
やっときたスパゲッティ ぺペロンチーノ 
を一口。

ゲッ。辛いっ!!!!!!!



つるちゃん、辛いのは好きな方だけど、
なんだか一発で火が吹きそうな味。

だんだん涙目になってきた。

それを見た友人たち、
一口味見させてと口に入れると、
ゲッ、辛いのを通り越してるよ。
すぐに店員に言うべき!

と、みんなが同意見。

みんなが言ってくれるっていうんで、
店員をよんだ。

すると、つるちゃんたちの会話を聞いていたのか、
見るからに文句あっか、って顔をした店長が、

“辛くはありません。”
と豪語しながら近づいてきた。

それを聞いた友人のひとりが、
“これが辛くないなんて、この店はどうかしている!”

と言い寄る。


以下、会話は次のとおり。
店長:どうかしたからって何よ。

友人:こんな食べられないものを出して、恥ずかしくないのか?
これをタダにするか、デザートを変わりに出しなさい。

店長:何言ってるんですか?
辛くて食べられないのはそっちの問題。

友人:こんなスパゲッティ、豚にでも食べさせた方がまし。
もう、ここには来ません。

店長:あんたらが来なくたって、うちはもう、
明日からどうせここにはいないんだから、
私の知ったことではない。

そうしたらそこにいたつるちゃんの友人、
全員がキレた。
以下、文句の言い合い。

以上、イタリアンレストランにて。

この、すさまじい会話、いかがでしょう?

この言い合いをした友人、家に帰ってすぐ、
街のレストランの評価を書くサイトで、
このレストランのこと、
めったくそに書いて投稿したそう。

でも、彼らが言い合いしている時、
つるちゃんが思っていたこと、
“そういうこと言ってると、カミサマに怒られるヨ。”

で、なんか言わなきゃと思って、一言。
「そういうことを言っていると、成功は望めないでしょう。」

こういうとき、つるちゃんって、イマイチ
一緒になってキレることができない。
仕掛けたほうなのにね。

傍観者的というのか、どうしても蚊帳の外に
出てしまう。

・・・いつも現実から遠いところにいる、
つるちゃんでした。
ちゃんちゃん。



ディスコグラフィー
■C.P.E.バッハ:ピアノ作品集  第1集 (ドイツ・ナクソス)
cpe bach 1


■C.P.E.バッハ:ピアノ作品集     第2集 (ドイツ・ナクソス)
cpe bach 2


■勝ち誇った女 〜 16-18世紀チェンバロ・ヴィルトゥオーゾ作品集 (ドイツ・ナクソス)
cembalo cd


■J.S.バッハの息子たちのピアノ作品集 (ドイツ・ナクソス)
bach soehne cd




■インプレッション             (キングレコード・インディーズ)
kingrecords
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